エフライムの栄光は、鳥のようにとび去る。 すなわち産むことも、はらむことも、 みごもることもなくなる。
サマリヤの住民は、 ベテアベンの子牛のためにおののき、 その民はこれがために嘆き、 その偶像に仕える祭司たちは、 その栄光のうせたるがために泣き悲しむ。
主よ、彼らに与えてください。 あなたは何を与えられますか。 流産の胎と、かわいた乳ぶさを 彼らに与えてください。
彼らは大きくなるにしたがって、 ますますわたしに罪を犯したゆえ、 わたしは彼らの栄えを恥に変える。
あなたの身から生れるもの、地に産する物、牛の子、羊の子ものろわれるであろう。
『不妊の女と子を産まなかった胎と、ふくませなかった乳房とは、さいわいだ』と言う日が、いまに来る。
主はこう言われる、 「アンモンの人々の三つのとが、 四つのとがのために、 わたしはこれを罰してゆるさない。 これは彼らがその国境を広げるために、 ギレアデのはらんでいる女を ひき裂いたからである。
たとい人は百人の子をもうけ、また命長く、そのよわいの日が多くても、その心が幸福に満足せず、また葬られることがなければ、わたしは言う、流産の子はその人にまさると。
また溶けてどろどろになるかたつむりのように、 時ならず生れた日を見ぬ子のようにしてください。
悪しき者の光は消え、 その火の炎は光を放たず、
彼の牛のういごは威厳があり、 その角は野牛の角のよう、 これをもって国々の民をことごとく突き倒し、 地のはてにまで及ぶ。 このような者はエフライムに幾万とあり、 またこのような者はマナセに幾千とある」。
自分の足の間からでる後産や、自分の産む子をひそかに食べるであろう。敵があなたの町々を囲み、激しく攻めなやまして、すべての物が欠乏するからである。
ヨセフは実を結ぶ若木、 泉のほとりの実を結ぶ若木。 その枝は、かきねを越えるであろう。
また次の子の名をエフライムと名づけて言った、「神がわたしを悩みの地で豊かにせられた」。
エフライムのとりではすたり、 ダマスコの主権はやみ、 スリヤの残れる者は、イスラエルの子らの 栄光のように消えうせると 万軍の主は言われる。
エフライムは刑罰の日に荒れすたれる。 わたしはイスラエルの部族のうちに、 必ず起るべき事を知らせる。
こうしてサウルの娘ミカルは死ぬ日まで子供がなかった。